問題の中にはとてもあいまいな表現があります。
「〇〇しなければならない」と「〇〇したほうがよい」では似て非なる言葉です。
「停止しなければならない」が正解なのに「停止したほうがよい」に〇をつけるなどあいまいに答えないようにしましょう。
その為問題の中に「絶対に」といった表現がある場合多くは間違いの可能性が高いです。
「未満」と「以下」の違いは理解されていますか?
「未満」はその数値を含めず、「以下」や「以上」はその数値を含めます。
「時速30km/h未満で走らなければならない」➡30kmで走ると違反になります。
「時速30km/h以下で走らなければならない」➡30km/hちょうどはOKです。(31kmは違反になります)
基本的な「言葉の意味」をよく理解しておきましょう。
学科教本5ページに記載がありますが「車」は「自動車」「原付」「軽車両」に分類されます。
「車」は全てを含んでいますが「自動車」には「原付」「軽車両」は含まれません。
問題においても「車」と「自動車」をよく見ずに回答してしまい、間違えることが多いです。
例えば、車(軽車両を除く)といった場合は下のイラストのようになり「自動車」と「原付」を意味します。
文章だけでその状況が想像出来ないと問題を解くのは難しいです。
交通ルールの多くは「原則」と「例外」です。基本的なルールを理解した上で例外を覚えましょう。
また、そうすべき理由も理解しておかなければ実際の運転においては意味がないでしょう。
教本はピックアップや欄外までが範囲となります。
学科教習の時間内では説明しきれない部分もありますので必ず目を通しておきましょう。